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海外資産の評価に用いるのはTTBとTTSのどちら?

海外資産の評価に用いるのはTTBとTTSのどちら?

まず、TTSとはTelegraphic Transfer Selling rateの略で、
円を外貨にする際に用いられる為替レートです。

それに対し、TTBとはTelegraphic Transfer Buying rateの略で
外貨を円にする際に用いられる為替レートです。

海外資産の評価に用いるのはTTBとTTSのどちらを適用するか、適用する為替相場は基本的に取引日の電信売買相場(TTB)の仲値である、TTMとなります。

しかし、継続適用を条件に、売上やその他の収益又は資産については取引日の電信売相場、TTBとなります。
TTBの他にも外国通貨買相場(Cash Buying)と呼ばれる外貨の現金を円貨に交換する場合に用いられる相場があり、TTBで換算するよりも低く評価できそうですが、財産評価にあたっては、統一的にTTBにより換算することとされています。
なお、課税時期に相場が無い場合には、課税時期前の相場のうち、課税時期に最も近い日の相場によります。

相場は、その企業の主要取引金融機関の相場を原則としますが、新聞等で入手する等、同一の方法による他の合理的な相場を継続適用できます。

企業が決算時に外貨建ての資産や負債を有する場合には、区分ごと、外国通貨の種類毎に円換算しなければなりません。
この換算により認識される損益は、翌事業年度の益損として計上します。

そのため、海外資産がある場合の計上方法は注意が必要です。

ちなみに、海外に保有する動産や不動産など、外貨預金と異なり金融機関を特定することができない場合は、相続人が既に取引している金融機関の公表するTTBの中から選択して評価に用いることができます。

※この記事は専門家監修のもと慎重に執筆を行っておりますが、万が一記事内容に誤りがあり読者に損害が生じた場合でも当法人は一切責任を負いません。なお、ご指摘がある場合にはお手数おかけ致しますが、「お問合せフォーム→掲載記事に関するご指摘等」よりお問合せ下さい。但し、記事内容に関するご質問にはお答えできませんので予めご了承下さい。

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