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ファミリーレストランに広大地評価は使えるのか?
※2018年1月以降発生の相続について、「広大地評価」は適用できません。代わりに「地積規模の大きな宅地の評価」が新設されています。※
幹線道路沿いのファミリーレストランは広大地評価ができない
ファミリーレストランなどの利用地はマンション用地と同じように広大地評価の可否が分かれます。
都市郊外の幹線道路沿いにファミリーレストランが立ち並ぶ光景を目にしたことがあるかと思います。このような飲食店は一般的に、車通りが良く、比較的広い敷地を借りて、大きな駐車場を構えることで集客を狙っているのだと考えられます。
実際に、車で来店する客がほとんどです。
そのため、幹線道路沿いの土地にあるファミリーレストラン等は最有効使用と判断され、著しく広大とはいえないので広大地には該当しないことになってしまいます。
住宅街にあるファミリーレストランは広大地評価ができる
住宅街にポツンとあるようなファミリーレストランの場合は違います。
この場合は、最有効使用はあくまでも戸建て住宅といえるので、広大地の要件を満たしていれば広大地評価が可能です。
広大地評価は周りとの比較で判断する
いずれにしても広大地評価は周りとの比較がとても重要ということです。
実際に、過去の判例を調べてみても、ファミリーレストランとしての使用が最有効かどうかは、周辺の土地活用状況と比べて結論付けられています。
話は変わりますが、そもそも広大地評価が可能である根拠は、広大地は時価評価が下がるから、その時価評価に合わせて相続税評価も抑えようというスタンスでした。この原点に戻ると、ファミリーレストランとしての使用と、広大地評価の可否が影響を与え合うことは少し不自然に感じます。
なぜなら、ファミリーレストランの店舗として利用されている土地の中で、実際にファミリーレストランがその土地を購入して使用しているケースはゼロに近いからです。
賃貸が多いと考えると、時価評価には関係ないように思えてしまうのです。
広大地評価のすべて
500㎡の土地を相続した場合、広大地評価を使った評価を行うと最大65%の大幅な節税が可能になります。
広大地はその名の通り広い土地を指しますが、広大地と認定される条件を満たしていなければ、たとえ土地が500㎡以上あろうとも広大地になりません。
あなたの相続した土地は広大地に適用されて大幅な節税ができるのか?
「広大地評価のすべて」をみるとあなたは以下のことができるようになります。
- ・お持ちの土地が広大地かどうかの判断ができる
- ・広大地と認定されるテクニックがわかる
- ・広大地評価を使うための書類の記載方法
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