新たに建物を建築するためには原則、幅員4メートル以上の道路に2メートル以上接していなければいけません(接道義務)。したがって現在、接道義務を満たしていない宅地は、再建築の際その道路の中心線から2メートル後退する必要があります(これを「セットバック」といいます)。 そのため、接する道路が狭い(4メートル未満)場合には、セットバックによる評価減の可能性があります。 セットバックの必要が有る場合には……
記事を見る財産・土地評価
名義預金の判定方法
父が亡くなりまして、父名義の預金が合計で5,000万円あり、専業主婦である母名義の預金が合計で1億円ありました。 なお、母は結婚前も働いていなかったため結婚持参金はなく、母の両親からの遺産もありませんでしたので1億円の原資は父の給料と考えられます。 また、母名義の預金は、母が自分で管理しており、母が自由に引き出せる状態でした。この場合において、父の相続財産に母名義の預金を含める必要があるでしょ……
記事を見る農地等の納税の猶予の特例の検討は早めの着手が必要
被相続人が農業を営んでおり、その相続人が相続により被相続人の農地を相続し、 農業も承継する場合に一定の要件を満たすと、相続した農地に係る相続税の一部の支払い猶予を受けることができます。そこで、この制度を利用する場合には、どのような注意が必要でしょうか。以下では、この問題について解説します。 農地等の納税猶予の特例とは 農業を行っていた被相続人が亡くなり、被相続人が保有していた農地を相……
記事を見る海外に相続財産がある場合の評価方法
相続などで財産を取得したときに外国に居住していて日本に住所がない人は、取得した財産のうち日本国内にある財産だけが相続税の対象になります。ただし、次のすべてに当てはまる人が財産を取得した場合には、財産の所在に関係なく、日本国外にある財産についても相続税の対象になります。 1.財産を取得したときに日本国籍を有している。 2.被相続人又は財産を取得した人が被相続人の死亡した日前5年以内に日本国内に住……
記事を見る共有財産の相続税評価
共有財産とは、定義では「複数の人や団体が共同で所有する財産」のことを指します。家族であれば「複数の人間、例えば妻と夫や親と子などが共同で所有する財産」のことを示し、例えば「土地や家屋を複数の共同名義で持っている」場合などを指します。一方企業などで複数の株主が存在する場合、「企業の所有している資産全体を、株主全体が共有財産として持っている。」ということになります。 すなわち、妻と夫が名義上で……
記事を見る区分所有財産の相続税評価
区分所有財産の定義は、「複数の者が一つの財産をあらかじめ複数の部分に区分しており、それぞれが独立している。」財産のことを指します。一番顕著な例としては「分譲マンションの部屋」で、マンションの各々の部屋が所有者の区分所有財産となります。すなわち所有者自身の名義での所有権登記を行うことが可能ということです。 分譲マンションでは 分譲マンションの部屋を例に挙げて述べれば、まず価……
記事を見る不動産のうちたな卸資産に該当するものの評価
土地保有特定会社に該当すると、取引相場のない株式の評価は純資産価額方式で行います。よって、株式相続の際、会社が保有する土地等の評価を行い、土地保有特定会社に該当するかどうかの判定が必要になります。その際、会社が棚卸資産として土地等を保有する場合、その取扱いはどうなるのでしょうか。以下で解説します。 土地保有特定会社について 本題に入る前に、土地保有特定会社について説明します。 相……
記事を見る相続税評価における邦貨換算
海外に所在する不動産や外国債など、外貨建て資産を有する方が亡くなった場合、 その相続人がそれらの資産を取得します。すると、それらの資産の相続財産評価に際して、 外貨建ての資産価額を、日本円の評価額に換算しなくてはなりません。その際の基準は、 相続財産基本通達によると、相続人の取引金融機関が公表する課税時期における最終の対顧客直物電信買相場となります。 外貨建ての財産を有する被相続人に相……
記事を見る相続税評価で使用する基準年利率
基準年利率はもともと一定の数値(3%)でしたが、基準年利率を一律として定めるより、期間の長さを考慮して定める事が適切との判断から、平成16年6月4日の改正により変動金利に変わりました。 基準年利率とは 基準年利率は定期借地権や著作権などといった市場性が無い財産を評価する場合に使用される利率です。 著作権の場合だと印税収入があり、その合計も著作権評価になるわけですが……
記事を見る評価方法の定めのない財産の相続税評価方法
被相続人が死亡することによって開始される相続は、いつ開始されるのかが分からないため、相続税の納税額を計算するための時間がとても短くなってしまいます。そのため、財産をどう評価すべきかということは、被相続人が元気なときから確認しておき、いつでも評価できるようにしておいた方が無難でしょう。 財産の評価については、原則として「時価」で計算することになっており、それでは正確な評価ができないものなど特別……
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