財産・土地評価

農業用施設用地の相続税評価

農地

農業用施設用地とは、要するに農作業に使う農機具をしまっておく小屋があったり、出荷するものを保管しておく倉庫があったりする場所のことを指します。以前は宅地扱いで評価されていましたが、2000年度から評価方法が見直されました。この農業用施設用地の相続税評価の方法について、ご紹介しましょう。 1.農業用施設用地とは? 農業用施設用地の定義は、農業振興地域の整備に関する法律第3条第4号に「耕作又は養畜……

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造成中の宅地の相続税評価は「造成前評価+造成費の80%」

土地開発、造成

相続した遺産の中に、造成中の宅地があった場合はどのように相続税の計算をすればよいのでしょうか。造成中の宅地についての説明から、課税対象となる地目の扱い、具体的な計算方法、各種注意点などについてご説明していきます。 1.造成中の宅地とは? 宅地とは、建物を建てるための敷地、または、建物の維持などのために必要な土地のことです。家やビルなどを建てるための土地も宅地ですし、建物の一部として道路を作る場……

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不整形地の相続税評価における「かげ地割合」の計算方法

対象の土地の相続税評価において、不整形地の場合はどのような評価方法になるのでしょうか。相続税評価における「かげ地割合」の定義とかげ地割合の具体的な計算方法から不整形地の評価額の計算方法についてご紹介します。 1.不整形地の相続税評価における「かげ地割合」とは? 評価対象の土地の形が整形な土地と比べると変形になっている場合は、使い勝手が悪いために評価額の減額が可能であり、そのために不整形地補正率……

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MMF(マネー・マネージメント・ファンド)の相続税評価

MMF(マネー・マネージメント・ファンド)の相続税評価

一部償還が行われたものもありますが、MMF(マネー・マネージメント・ファンド)は、元割れのリスクが少ない金融商品として証券会社でも主力の投資信託となっています。そんなMMFの相続が発生した場合、通常の投資信託の相続税評価となにが異なるのでしょうか。MMFと相続税評価について解説します。 1.MMF(マネー・マネージメント・ファンド)とは? MMF、マネー・マネージメント・ファンドというのは、投……

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定期借家契約をしている建物の相続税評価

定期借家契約をしている建物の相続税評価

一般的な借家の契約では、特段の期間の定めを設けずに契約を締結することになりますが、そこに期間などの制約が加わるのが定期借家契約です。定期借家契約を行った場合、相続税の評価はどのように行われるのか確認してみましょう。 1.「定期借家契約」とは? 通常の賃貸物件の場合、2年ごとに更新していくというパターンが多いかと思います。この更新していく形の賃貸契約は一般的な借家契約であって、貸主の正当な理由が……

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公開空地のある宅地の相続税評価方法

公開空地のある宅地の相続税評価方法

ビルやマンションの敷地内にある誰もが自由に使えるスペース、それが公開空地です。所有者以外が自由に利用できるのだから、相続税でしんしゃくの対象になるのではないかと考える人もいらっしゃることでしょう。公開空地の定義やその確認方法、相続税における評価についてご紹介していきます。 1.公開空地とは? 公開空地とは、ビルやマンションの中にある私有地の一部でありながら、近隣住民も自由に出入りすることのでき……

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私道の相続税評価で貸宅地評価が可能な場合

私道の相続税評価で貸宅地評価が可能な場合

宅地の中を通る私道部分は、相続税評価の軽減が受けられます。また、貸宅地や貸家建付地としての評価と併用することが可能です。そこで、私道の相続税評価で、貸宅地や貸家建付地が適用されるケースなどの計算方法について解説していきます。 1.貸宅地内にある私道は貸宅地評価が可能 私道の相続税の評価額は、路線価方式又は倍率方式などで算出した私道でない場合の評価額の3割です。ただし、公道と公道、あるいは公道と……

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受取人がすでに死亡している死亡保険は誰が受け取ることになるのか!?

生命保険

死亡保険は、遺された遺族の生活を支える大切な財産です。しかし、もし受取人も死亡してしまっている場合は、保険金はいったい誰が受け取ることになるのでしょうか。このページでは、受取人が被保険者より先に死亡してしまった場合の対処法や、受取人を変更しないまま支払事由が起こってしまった場合のデメリットなどについてご紹介します。 1.受取人が死亡した場合、通常は受取人変更の手続きを行う はじめに、受取人が被……

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外貨預金の相続税評価は為替換算をTTBで行う

海外財産

国内の預金では利子による利益が望めないために、外貨預金を行っているという方も少なくないでしょう。所持して売却する分にはさほど問題はありませんが、注意しておかなくてはならないのが、相続が発生したときです。外国預金ですと、相続税評価を行う際に、一度円に換算しなくてはなりません。円への換算の手順について解説していきます。 1.外貨預金の相続税評価は為替換算をTTBで行う 相続税の申告にあたって、外貨……

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上場と非上場の評価の違いは?外国株式の相続税評価について

投資を行っている方の場合、外国株式を保有しているということも少なくありません。基本的に外国株式であっても相続税評価は国内と同様ですが、気をつけなければならない点もあります。外国株式の相続税評価について、国内との違いと注意点を確認してみましょう。 1.外国株式(上場株式・非上場株式)の相続税評価 原則的には、外国株式であっても取り扱いは国内株式と同様になります。つまりは、相続税評価のベースは基本……

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