スタッフ紹介　 （税理士 部長：早瀬 日奈子）

小学校高学年の頃に個人会計事務所で母がサポートスタッフとして働いていたため、職場見学をさせてもらったことがあり、優しくて頼り甲斐のある会計士さんの仕事に密かに憧れがありました。大学三年生の就活の時期に何社か面接を受けてみたもののやりたいことが見つからず、改めて自身を振り返ったときに数学が好きだったことと子供の頃から身近にあった会計士の仕事を思い出し、専門学校に通い税理士の資格を取得することにしました。大手税理士法人での経験を経て、現在は元々希望していた相続税を専門で行っているチェスターで働けることにやりがいを感じています。

お父様が亡くなられた相続人のご兄弟を担当した際に、お姉様がお父様の介護をされていたというご事情もあり、弟様が「全て姉に財産をあげてほしい。」と相続を放棄されたことがありました。放棄するから無関係というわけではなく、毎回打ち合わせなどの場に弟様も同席されていて、しっかりと内容や金額を把握しご納得された上でわだかまりなく分割されている姿を見て晴れやかな気持ちになりました。お金に関することなので色々なご事情が皆様ございますが、お客様にご納得いただけることを目指して取り組んでいます。

大切な方を亡くされて精神的ダメージが強い状況での関わりとなるため、なるべくお客様にストレスがかからずに進められるよう心がけています。金額や規模によっては、相続の申告の後に国税局が自宅に税務調査に入ることもあります。そうなった際に、過去には寝込まれてしまうほどストレスを感じられるお客様もいらっしゃいました。そういった場合にも、しっかり相続人のご家族たちを守れるよう全力でサポートすることを心がけています。