スタッフ紹介　 （公認会計士 代表社員：荒巻 善宏）

高校時代はバスケットボール漬けの生活でしたが、大学進学を考えて本屋に赤本を探しに立ち寄ったときに、資格の本が並んでいるのを見て、何かしら資格を取りたいとそのとき思いました。また、学生時代に父親が仕事で苦労していたのを見ていたので、「人生何が起きるか分からないから会社に頼らなくても自分でやっていけるようになろう」と将来的に起業や開業ができる選択肢を作るため、汎用性のある公認会計士の資格を取ることに決めました。

監査法人時代は、どちらかというとお客様とは遠い距離感で仕事をすることが多かったのですが、相続税のお仕事はお客様のお困りごとを直接的に助けられる仕事なので喜んでいただけることが多くて嬉しく思います。ご病気で入院された旦那さまが病室で奥様の手を握りながら相続の財産についてご説明をされていたそうで、相続の申告が一通り終わった後に「主人が望んでいた通りになって本当に良かった。ありがとうございます。」と泣きながらお話されたときは思わずこちらも泣きそうになってしまいました。毎回、一人ひとりのお客様に寄り添って、ご納得いただけるよう取り組んでいます。

無事に大学卒業と公認会計士の資格を取得し、大阪を出て東京にある監査法人で有名なデロイトトーマツグループに入社しました。そこの同期がチェスター共同代表の福留でした。新卒が数百人いるなかで、研修グループと二人一組で使用するロッカーが偶然にも一緒でした。独立願望が互いにあったのですぐに意気投合し、仕事とは別で週一回ビジネスアイディアを出し合っていました。その後、相続の分野は今後高齢化でマーケットが拡大していくこと、そしてお客様から感謝して頂けるやりがいのある仕事であることが分かり、二人で相続税専門の税理士法人チェスターを立ち上げました。相続税専門の税理士事務所のリーディングカンパニーがまだ少なかったことと、ITを使った集客方法を融合させることで、この分野の代表的な税理士事務所を作れるだろうと思いました。