お客様のインタビュー
東京都世田谷区 加藤さま(仮名)(50)
二次相続まで考えた相続を希望。相続税をゼロに抑えながら、将来の節税にも効果的な遺産分割ができました。
相続発生時期:2017(平成29)年1月
被相続人:父
母を残して先立った父
二次相続についてプロに相談したかった
ホテル業界の会社役員だった父はバリバリのビジネスマンで、仕事に厳しい人でした。身だしなみに気を使っており、よく仕立屋さんが我が家を訪ねてオーダースーツの採寸をしていたのを思い出します。その一方、家庭ではとっても優しくて子煩悩で、休日は私と姉を遊園地や公園に連れて行ってくれました。週休1日の時代に毎週のように子どもと遊んでくれて…。私自身が父親になった今、なかなか真似できることではないと痛感しています。理想の父親でしたね。
近年の父は慢性的な腰の痛みを抱えていたのですが、2016年の年末に症状が急激に悪化し、家の中すら満足に歩けなくなりました。病院に連れて行ったところ、医師から「血液の病気の疑いがあり、治る見込みは薄い」と告げられました。そのまま入院させて経過を見守り、年が明けた約2週間後に父を見送りました。85歳でした。
生前は相続について具体的な準備はしていませんでした。姉が父に遺言の意向を尋ねた際は「そんなもんは、いらん」と一蹴されたそうです。まだ元気なのに縁起でもない、と思ったのかもしれませんね。
相続人は母、姉、私です。3人とも遺産に執着はなかったので、法律に従って粛々と手続きしようと決めました。ただ、相続について調べるうちに、母も高齢なので「二次相続」も考慮すべきだと知り、専門家からアドバイスを受けたいと考えていました
知人に税理士がいたが畑違い
チェスターの専門性・対応力に依頼を即決
相続の相談先は葬儀直後から探し始め、葬儀屋さんからもらったパンフレットを参考に、まず司法書士さんに相談しました。そこで税理士さんへの相談も別途必要だと教えもらい、チェスターさんをご紹介いただいたのです。
実は姉の知人に税理士さんがいたのですが、一口に税理士さんといっても専門分野はそれぞれ違うと聞いたので、相談するなら相続税専門の方がいいなと思いました。ネットで調べるとチェスターさんは実績が豊富でしたし、メディア出演も多い大手なので、安心感がありました。税理士さんが若いことは特に気にならなかったですね。
まずは話を聞いてみようと面談をお願いしました。担当の税理士さんは丁寧で誠実で、説明も非常にわかりやすい方でした。当時、私も姉も仕事が忙しく、3ヶ月後にならないと具体的な手続きに取りかかれないことが少し心配だったのですが、それでも期限に間に合うと言っていただけてホッとしましたね。総合的にすごく良い対応だったので、すぐにチェスターさんに決めました。ご提示いただいた料金も、他の法人と比べて適正価格だと感じました。
二次相続を考慮した遺産分割を実行
今後の対策として生前贈与のアドバイスも
父の遺産は、母と共有名義で所有していた実家の土地・建物、預貯金、有価証券でした。チェスターさんからは、今回の相続の評価額を下げつつ、二次相続を考慮して私と姉がなるべく多くの遺産を受け取る分割案をご提案いただきました。まず実家は母が受け継ぎ、小規模宅地等の特例を活用して大幅な評価減を図りました。預貯金と有価証券は、私が受け取っていた生前贈与分も含めて姉と二等分しました。
これらの対策の結果、評価額は基礎控除の範囲内に収まり、相続税は課税されませんでした。ご相談前はいくらか納税することになるだろうと予想していたのですが、ゼロで済んで良かったです。チェスターさんにお支払いする額も最初に示された通りの額でした。また、さらなる二次相続対策として、母から子・孫に毎年110万円の範囲内で生前贈与を行うという節税方法も提案していただきました。今後ぜひ実行したいと思います。
相続で大変だったのは、父の口座をリストアップして銀行や証券会社に残高照会を依頼する作業くらいでしたね。家族だけではわからないことだらけでしたが、チェスターさんにお願いしたことで非常にスムーズに終わり、母も姉も満足しています。質問にも丁寧にお答えいただけましたし、信頼して全てをお任せできました。将来的に二次相続が発生した時もぜひ力になっていただきたいですね。