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相続時精算課税適用者が特定贈与者よりも先に死亡した場合
2011/06/27
関連キーワード: 相続時精算課税制度
前回に引き続き、今回も、相続時精算課税制度(※1)に関わる論点です。
特定贈与者の死亡以前に、当該贈与に係る相続時精算課税適用者が死亡した場合には、相続時精算課税適用者の相続人(包括受遺者を含み、その特定贈与者を除く)は、相続時精算課税適用者が有していたこととされる相続時精算課税に伴う納税に係る権利又は義務を承継します。
また、相続時精算課税適用者の相続人が2人以上いる場合には、各相続人の納税額又は還付税額については、民法に規定する相続分により按分して計算した金額とされます。その際、相続時精算課税適用者の相続人の中に特定贈与者がいる場合には、特定贈与者がいないものとして計算した相続分を使用します。
※1 国税庁タックスアンサー No.4103 相続時精算課税の選択
※本記事は記事投稿時点(2011年6月27日)の法令・情報に基づき作成されたものです。
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