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相続税の計算が1分でできる無料シミュレーションソフトまとめ
2015/03/30
関連キーワード: 相続税計算
「現預金が500万円で、不動産が300万円。生命保険がいくらで、退職金が…」
もっと簡単に相続税の計算がしたい!
概算でいいのでとにかくカンタンに早く、相続税がいくらなのかを知りたい方のために、相続税の計算がすぐにできる簡易シミュレーションソフトをまとめました。
また、最後に概算がわかったら次に行うこともご説明しています。
加えて参考になる記事もご紹介しましたので、合わせてご覧ください。
1.シミュレーションの前に
相続税を計算するには、計算するための数字が必要です。具体的には遺産総額などです。
簡易計算ですので生命保険などの細かい数字は必要ありませんが、最低限以下のことを知っておく必要があります。
また、それぞれの項目は相続の基礎になる数字です。
まだ明確になっていないものがあると後々困るので、解説や参考記事を載せました。そちらを読みながら進めてみてください。
(1)遺産総額
被相続人が、いくら遺産を残しているのか。プラスの遺産、マイナスの遺産すべてを含めた遺産額です。
通常、遺産総額は非課税財産や死亡前3年以内の贈与財産などを引いて算出します。
今すぐ、大体の遺産総額を知るには、被相続人の貯金と持っている土地の額だけで問題ありません。
詳しい算出方法は参考記事をご覧ください。
参考記事
(2)配偶者の有無
被相続人に配偶者がいるのかどうかです。配偶者とは、夫・妻にあたる人のことを指します。
(3)配偶者の遺産取得割合
配偶者がどれぐらい遺産をもらうのか、割合を知る必要があります。これは配偶者が取得した財産については、相続税が非課税になる特例があるためです。まだ未定の場合には、とりあえず50%を目安に入力しておきましょう。
(4)配偶者以外の法定相続人の続柄
法定相続人とは、「相続を受け継ぐことができる親族」を指します。基本的には子や孫がそれにあたります。
参考記事
(5)法定相続人の人数(配偶者を含む)
(2)・(4)で調べた法定相続人の合計人数です。
人数が一人でも違うと計算が変わりますので、正確に把握してください。
2.シミュレーションソフト
税理士が、インターネット上にある数十の中から選んだソフトです。また、初心者の方が使った感想も交えながら各ソフトのご紹介をします。
(1)相続専門の税理士法人が作成した相続税ソフト
平成26年に税法が変わったため、法律改正の前と後では相続税が違います。
こちらのソフトでは法律改正後の税額が算出されます。
【実際に使われた方の声】
「直感的にわかってカンタンに使えた」
「わからない単語があれば、同サイトですぐに調べられるところもよかった」
(2)弁護士事務所が作成。簡単な計算表も。
こちらも項目が少なく、すぐに概算を出せます。
また、ソフトの下には計算表の一覧もありわかりやすいです。 *税制改正対応済
【実際に使われた方の声】
「知っている数字を入れるだけだったので簡単だった」
「配偶者控除が考慮されないため実際の税額は自分で確認する必要がある」
(3)不動産に特化した税理士が作成したソフト
少し細かいですが、決められた項目を次々にいれていくだけなので、わかりやすい印象を受けました。
【実際に使われた方の声】
「順に数字をいれていくだけで計算ができ、わかりやすかった」
「まったく相続税のことがわからない私には難しい項目が多かったです」
3.まとめ&次にやること
自分がいくら相続税を支払わなければいけないのか、概算がわかったと思います。
大まかな数字がわかった後は、申告書を書くステップに入ります。
書かなければいけない申告書は
- 土地の評価明細書
- 相続税申告書(1表~15表)
です。
ここから先、ご自身で相続税の申告をされたい方は、こちらの手順に従って財産の評価や相続税の計算・書類の作成を行っていく必要があります。
もし、この時点でプロにご相談したいと思われた方は、弊社で無料相談をお受けしておりますので、お気軽にご連絡ください。
※本記事は記事投稿時点(2015年3月30日)の法令・情報に基づき作成されたものです。
現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。
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