チェスターNEWS
キーワード「土地」を含む記事 掲載数 12 件
2024/09/17
相続時精算課税の災害特例~国税庁が質疑応答事例を公開~
1.はじめに 令和5年度税制改正において、相続時精算課税を適用して贈与された「土地」や「建物」が災害によって被害を受けた場合、相続財産に加算するその土地や建物の価額を減額できる特例(以下、相続時精算課税の災害特例)が創設されました。 これに伴い、国税 […]
2023/10/16
相続土地国庫帰属制度スタート!山林や森林への適用可否
1.はじめに 令和5年4月27日から「相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律 」が施行され、相続土地国庫帰属制度が導入されました。 相続等によって土地を取得したものの、売却が難しい・所有し続けるにも固定資産税や管理費用がかかるという […]
2019/08/14
土地の相続税時価で鑑定評価額を認めなかった事案
1 はじめに 相続税における財産評価の中で、土地の評価が中心的な争いとなることが散見されます。 先日も、土地の相続税評価が争いになった訴訟において、東京地方裁判所は、「不動産鑑定士による鑑定評価額が評価通達に基づく評価額を下回っているというのみでは、 […]
2018/10/09
土地の相続税評価・鑑定評価書の問題点を指摘し、鑑定評価額認めず
1.はじめに 相続税における財産評価の中で、その中心となるのが、「土地の評価」です。 相続税の対象となる土地の評価方法としては、「財産評価基本通達による評価」がありますが、一定の場合には、「不動産鑑定士による評価」も認められています。 先日、土地の相 […]
2017/04/11
私道の評価を巡る裁判で最高裁が差戻し判決
3月21日付のチェスターNEWSで紹介いたしました、土地の一部が財産評価基本通達24に定める「私道共用宅地」に該当するか否かが争われた事件について、最高裁は原判決を破棄し、東京高裁に審理を差戻しました。 原審では、建築基準法上の道路内の建築制限や私道 […]
2017/04/04
29年度改正の農地に係る相続税等の納税猶予の要件を緩和
平成29年2月10日、「都市緑地法等の一部を改正する法律案」が閣議決定されました。この法案の中には生産緑地地区の面積要件の緩和についての生産緑地法の改正も含まれており、この改正を前提に農地に係る相続税等の納税猶予の対象となる生産緑地の面積要件も緩 […]
2017/03/21
私道の評価を巡る裁判・評価通達24の適用可否について
(1)評価通達24に基づく私道の相続税評価 評価通達24によれば、私道の用に供されている宅地の価額は、その利用状況に応じ、次のように評価するものとされています。 ①行き止まり私道 【図1】 図1のような、特定の者が利用する、いわゆる「行き止まり私道」 […]
2016/08/22
保育所向けの土地貸与に相続税の非課税措置を検討
政府発表で検討中の段階(平成28年8月5日時点)ですが、相続や贈与により取得した土地を保育所や幼稚園に貸与する際に相続税や贈与税を非課税にする特例の創設を検討しているという報道機関の発表がありました。 恐らく平成29年度の税制改正に盛り込まれる予定と […]
2016/08/02
税務署は見ている!土地が縄伸びしている場合の相続税評価の注意点
1.土地は登記地積ではなく実測地積で申告しなければならない 相続税申告を行う際の対象となる土地の地積は、登記地積ではなく実測値でなければなりません。登記地積は必ずしも実際の地積をあらわしているわけではなく、過去の分筆等によって実測値となっていないケー […]
2016/07/19
土地が生産緑地かどうかを簡単に知る方法:相続税が5%割引に?
所有している土地が生産緑地であるかどうかは、所有者は多くの場合分かることですが、所有者以外の人が知る方法はあるのでしょうか?特に相続税申告の場面では生産緑地であれば土地の相続税評価を下げることができるため相続人や税理士が生産緑地かどうかを知ることは重 […]