チェスターNEWS
絵画・書画・骨董品・壺・掛け軸の相続税評価の方法
2016/02/17
関連キーワード: 相続税
絵画・書画・骨董品・壺・掛け軸の相続税評価の方法
基本的に相続税の計算において、財産的価値があるものは全て相続税の課税対象となります。絵画・書画・骨董品・壺・掛け軸も例外ではありません。
しかし絵画・書画・骨董品・壺・掛け軸等の正確な財産的価値(=時価)を測定することは容易ではありません。
実務上はどのように評価するかといいますと、やはりその道に詳しい専門家に鑑定をしてもらうことになります。通常、絵画・書画・骨董品・壺・掛け軸等の古美術品の鑑定は鑑定料が必要となるケースもありますが、正確な評価を知っておくという意味でもお願いするとよいでしょう。
また相続税評価額が高くなるようなケースでは、複数の鑑定をとることで相続税評価額を下げることができるかもしれません。
絵画・書画・骨董品・壺・掛け軸は税務署にばれるか?
またなかには絵画・書画・骨董品・壺・掛け軸は情報が表に出ていないから、相続税申告の対象としなくても税務署は分からないだろうと思われる方も多いと思います。
しかし絵画・書画・骨董品・壺・掛け軸等を購入した場所が、デパートや有名な画廊等であれば購入時の書類が税務署に流れている可能性もあります。
実際に私も相続税の税務調査で調査官が30年も前にあるデパートで購入した絵画の購入時の書類を見せて、該当する絵画があるはずだと指摘してきたことがありました。絵画・書画・骨董品・壺・掛け軸が表に出ていない情報だからといって安易に考えて相続税申告から外してしまいますと、後々の追徴課税の元になる可能性もあるため注意しましょう。
※本記事は記事投稿時点(2016年2月17日)の法令・情報に基づき作成されたものです。
現在の状況とは異なる可能性があることを予めご了承ください。
※この記事は専門家監修のもと慎重に執筆を行っておりますが、万が一記事内容に誤りがあり読者に損害が生じた場合でも当法人は一切責任を負いません。なお、ご指摘がある場合にはお手数おかけ致しますが、「お問合せフォーム→掲載記事に関するご指摘等」よりお問合せ下さい。但し、記事内容に関するご質問にはお答えできませんので予めご了承下さい。
「相続対策」も「相続税申告」もチェスターにおまかせ。
「相続税の納税額が大きくなりそう」・「将来相続することになる配偶者や子どもたちが困ることが出てきたらどうしよう」という不安な思いを抱えていませんか?
相続専門の税理士法人だからこそできる相続税の対策があります。
そしてすでに相続が起きてしまい、何から始めていいか分からない方もどうぞご安心ください。
様々な状況をご納得いく形で提案してきた相続のプロフェッショナル集団がお客様にとっての最善策をご提案致します。
DVDとガイドブックの無料資料請求はこちらへ
各種サービスをチェック!
\ご相談をされたい方はこちら!/
【次の記事】:マンションの相続税評価方法と節税対策を税理士が徹底解説
【前の記事】:生命保険金は遺留分の対象になる