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キーワード「財産評価」を含む記事 掲載数 11 件
2025/01/06
事業協同組合の出資持分の評価に係る裁決事例
国税不服審判所は、令和6年4月11日、原処分庁が事業協同組合の出資持分の価額を財産評価基本通達196に定める評価方法(純資産価額)に基づき評価したことの適否が争われた審査請求において、課税処分が適法である旨の裁決を下しました(国税不服審判所HPにおい […]
2024/11/29
国税庁HPの「質疑応答事例」が更新されました【速報】
国税庁は、令和6年11月27日、国税庁HPの質疑応答事例を更新した旨を公表しました。 今回の更新で、譲渡所得、相続税及び財産評価関係においては、次の質疑が追加されています。 【譲渡所得】 相続により取得した共有名義の家屋を取り壊し、その家屋の敷地を譲 […]
2024/11/07
会計検査院が取引相場のない株式の評価方法について検討を求める所見を公表
会計検査院が、令和6年11月6日、「令和5年度決算検査報告」を内閣に送付した旨を会計検査院HPにて公表しました。 会計検査院は、「令和5年度決算検査報告」の中で、取引相場のない株式の評価における「原則的評価方式」は、これまで、類似業種比準価額が下がる […]
2019/11/20
配偶者居住権の評価方法~賃貸併用住宅等に設定の場合の評価方法~
1 はじめに 「配偶者居住権」は、今回の民法大改正により創設され、令和2年4月より施行されます。 配偶者居住権とは、残された配偶者が無償で自宅に住み続けることができる権利を法定化したものです。 配偶者居住権の評価方法について、令和元年度税制改正で相続 […]
2019/10/23
通達評価額に乗じた節税策に関する事例~総則第6項の「特別の事情」~
1 はじめに 相続税法において課税対象となる財産の評価については、財産評価基本通達に依拠していますが、財産評価基本通達総則第6項では、「特別の事情」がある場合には個別的・例外的な評価方法を認めています。 先日、財産評価基本通達によらない判断方法で評価 […]
2019/05/15
立竹木の財産評価
1.立竹木とは 立竹木(りゅうちくぼく)とは、地面から生えている立木と立竹をいいます。 国税庁の通達独特の表現であり、法令などではあまり使用例がありません。立木法(立木に関する法律)における立木などは立竹木の典型例となります。立竹木も相続の対象となり […]
2018/10/02
果樹等の財産の評価方法
1.はじめに みかん農園を経営している人がお亡くなりになり、相続が発生した場合、みかん農園の敷地については、農地の評価をするとしても、その農園で栽培していたみかんの樹木自体については、どのように評価するのでしょうか。 みかんの樹木のような「果樹」の評 […]
2017/12/26
「新株予約権付社債」を所有している「株式保有特定会社」の株式評価
先日公表された財産評価基本通達の一部改正では、平成29年税制改正で注目度が高かった広大地評価の通達改正と合わせまして、「株式保有特定会社の判定基準」についても見直しが行われています。 株式保有特定会社の判定基準についての通達改正は、取引相場のない株式 […]
2017/11/28
配当還元方式を巡る株式評価で更正処分の取消し
配当還元方式による取引相場のない株式の評価の適否が争われた事件で、更正処分が取り消される判決(東京地裁平成29年8月30日)が確定しました。 1.事案概要 A社の代表取締役甲(本件の被相続人)の相続人乙が、同社の株式につき配当還元方式により1株当たり […]
2017/11/07
取引相場のない株式の評価~改正の影響~
平成29年度税制改正の中で取引相場のない株式につき、評価方法が大きく改正されました。改正の内容については以下に記載した通りですが、非上場株式を保有されている方や実務家の皆様が最も気になるのは、改正前後で評価額が上がるか下がるかという点ではないでしょう […]