相続大辞典
山林・原野編
被相続人が亡くなり、遺産を相続したり、遺言によって受取人となって、これを取得したときには相続税が発生しますが、計画伐採立木については延納の特例制度が設けられています。 計画伐採立木とは、森林施業計画区域内にある立木のことをいいます。 延納の特例内容は […]
1.市街地山林の定義 市街地山林とは、一般的に市街化区域内にある(介在する)山林の事を指します。 イメージとしては、住宅地内や住宅地に隣接するような場所にある山林のことを言います。 2.市街地山林の相続税評価の原則 (計算式:宅地比準方式) “その山 […]
森林簿の申請方法 森林簿は、その森林が存在する自治体、または森林組合等で申請し、写しをもらうことができます。 各自治体等により異なりますが、申請する際は、申請書と共に固定資産評価額通知書または課税台帳を提出します。 相続の場合には、戸籍謄本などの所有 […]
採草放牧地の地目 採草放牧地とは、農地(耕作を目的とした土地)以外の土地で、耕作のための採草を目的としている土地、または、養畜のための家畜の放牧を目的とした土地のことをいいます。 農地法上の分類では、「採草放牧地」という地目(使用目的による土地の種類 […]
山林の相続税評価 土地は不動産登記法や不動産登記法事務取扱手続準則により、用途によって細かく分類されています。 具体的には、宅地や農地、山林、原野、牧場、雑種地に分類されます。 そして、土地に相続があった場合には国税庁の定める財産評価基本通達に基づき […]
原野の賃借権の評価 「賃借権、地上権等の目的となっている原野」の評価は、次の4つの区分にしたがって算出します。 (1)賃借権の目的となっている原野の価額は、「純原野の評価」から定めによって評価した原野の価額から、「原野の賃借権の評価」の定めにより評価 […]
市街地原野の相続税評価 「市街地原野」の評価はどのようになっているのでしょうか?それは、比準方式又は倍率方式になります。 算式に表すと次のようになります。 市街地原野=(その原野が宅地であるとした場合の1㎡当たりの価額−宅地にする場合に必要な1㎡当た […]
中間原野の相続税評価 まず土地の地目のうち、耕作をしないままに雑草や木が生い茂っている土地を原野といいます。 つまり、人の手を入れないままになって放置されているような土地を原野といいます。 原野も相続の対象となりますので、相続税の負担を計算するうえで […]
純原野の相続税評価 「純原野の相続税」はどのように評価したらよいのでしょうか?原野の評価は次により行います。 純原野及び中間原野の場合は、固定資産税評価額×倍率。 つまり、純原野の価額は、その原野の固定資産税評価額に、状況の類似する地域ごとに、その地 […]
保安林とは 保安林とは、水源のかん養、土砂の崩壊その他の災害の防備、生活環境の保全・形成等、特定の公共目的を達成するため、農林水産大臣又は都道府県知事によって指定される森林をいいます。 保安林では、それぞれの目的に沿った森林の機能を確保するため、立木 […]