相続大辞典
申告手続き編
1.相続税申告書とは 相続税申告書とは、相続税の申告を国に対して行う際に、税務署に提出する様式のことを言います。第1表から第15表までありますが、申告の内容により使用する書式は異なります。 例えば、第1表は相続税の最終的な納税額が記載され、そこに […]
納税義務の承継 相続があった場合、相続人(包括受遺者を含みます)は、被相続人の資産を相続するとともに、被相続人の未納の税金があるときは、その納税義務を継承しなければなりません。 たとえば、住民税の場合、その年の1月1日時点の住所地で、前年の1月1日か […]
相続税の申告においてやむを得ない事情とは 相続税申告の際には、被相続人が死亡した次の日から10カ月以内という期限が設けられています。 その期限に遅れても申告することはできますが、10か月以内に申告が間に合わなかった場合は配偶者の税額軽減措置を受けるこ […]
訴え取り下げと相続税の申告 被相続人の死亡後、財産相続についての遺言などもなく、相続財産の分割の話し合いをしても上手く分割方法が決定しない場合、裁判所に裁判を請求して財産の分割割合などを決定してもらうことになります。 このような手順を踏むことによって […]
訴訟完結と相続税の申告 被相続人の死亡によって相続が発生したものの、はっきりとした遺言などがなく遺産相続の分割がもめてしまう可能性があります。当人たちによる話し合いで上手く分割することができなかった場合、裁判を請求して財産の分割方法を決定することにな […]
相続税の申告先は住所地で ここでは、相続税の申告についてご紹介します。被相続人が死亡してから、相続税を税務署に申告しなければならない期間は決まっていますので注意が必要です。 被相続人の死亡から、10ヶ月以内に相続税を申告して納税しなければならないとい […]
遺産相続では、他の相続人が財産隠しをしているのではないかという疑いからトラブルになることがあります。 具体的には、亡くなった親と同居していて財産を管理していた人が、遺産がいくらあるか他の相続人に教えないといったトラブルが多くみられます。 財産隠しは相 […]
平成27年の大改正(平成29年の大改正も起こりそうな気配ですが)により、東京都に住む人の約25%が相続税の申告をしなければならなくなると言われています。今までは相続税は自分には関係ない話と思っていた人も、今後は4人に1人が相続税の申告が必要になる時代 […]
家族が亡くなったとき。哀しみとともに手続きをしなければならないのが「相続」です。 相続とは、亡くなった人が有していた資産を、配偶者や子ども、ご両親、兄弟姉妹(法定相続人といいます)に承継をする手続きです。 相続税の申告期限は相続があることを法定相続人 […]
被相続人が死亡当時、日本に住所がない場合の相続税申告書の提出先はどの税務署になるのでしょうか。 通常、相続税の申告書の提出先(納税地)は、被相続人が死亡した当時に住所があった場所を管轄する税務署に提出することになっています。 納税地は被相続人の死亡当 […]