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キーワード「所得税」を含む記事 掲載数 24 件
国税庁は、令和7年5月30日、国税庁HPにおいて、「令和6年分の所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について」を発表しました。 国税庁HP:「令和6年分の所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について」 また、各国税局も、令和7年5月30日 […]
2025/05/15
外貨建取引の為替差益は雑所得(東京地裁判決で納税者敗訴)
居住者である原告が、平成29年から平成30年にかけて、米国に所在する不動産をドル建てで購入した際、複数の預金口座において保有していた外国通貨(米国ドル及びユーロ)による複数の外貨建取引を行いました。 それに対し、所轄税務署長が、それらの外貨建取引につ […]
2024/08/01
所有権の取得時効が成立・援用された不動産に係る課税の留意点
1.はじめに 所有権の取得時効とは、本来の所有権を有していなくても、その不動産を使い続けることで、所有権を取得できる制度のことです。 所有権の取得時効が援用された場合、問題となるのはその不動産(土地や建物)に係る税務です。 所有権の取得時効によって不 […]
2024/05/15
相続後に実現した債務免除益への所得税の課税を認めず【東京高裁判決】
1.はじめに 令和6年1月25日、東京高等裁判所(第16民事部/土田昭彦裁判長)は「所得税更正処分取消等請求控訴事件」について、一審の東京地方裁判所で棄却された争点に対する、納税者側の請求を全面的に認めました(令和5年(行コ)第105号)。 本事例で […]
2024/04/22
相続等で取得した暗号資産の税務~売却時に取得費加算の特例は適用できない~
1.はじめに 相続や遺贈(以下、相続等)で取得した暗号資産(仮想通貨)は、相続税の課税対象となる財産です。 そして、暗号資産を売却した際に利益(損益)が発生すると、雑所得として所得税が課税されます。 しかし、相続等で取得した暗号資産を相続人や受遺者( […]
2024/01/29
親の駐車場を子供が使用貸借した場合の駐車場収入の帰属【裁判例】
1.はじめに 親が所有していた駐車場を子供が使用貸借し、その駐車場を第三者に貸し出した場合、駐車場収入の帰属は「親」と「子供」のどちらになるのかで裁判となった事例をご紹介します。 一審の大阪地裁の判決(令和3年4月22日)は、駐車場収入は「土地の所有 […]
2023/11/01
上場株式等に係る配当所得等の課税特例~令和5年10月1日以降の取り扱い
1.はじめに 令和4年度税制改正において、「上場株式等に係る配当所得等の課税特例」の適用対象となる、「持株割合3%」の判定基準が見直されました。 これに伴い、令和5年10月1日以降に支払いを受ける配当等については、個人株主の保有分だけではなく、法人税 […]
2023/02/13
上場株式等の配当所得等~年度によって変わる申告方法に注意~
1.はじめに 令和5年2月16日から、令和4年分の所得税の確定申告が始まります。 今年は、上場株式等の配当所得等(上場株式の配当金や上場投資信託の分配金など)において、所得税と住民税で異なる課税方法を選択できる、最後の年となります。 本稿では、令和4 […]
2022/10/10
所得税基本通達の改正案が公表~副業所得300万円以下は雑所得に?!~
1.はじめに 令和4年8月1日に、国税庁は『「所得税基本通達の制定について」(法令解釈通達)の一部改正(案)(雑所得の例示等)に対する意見公募手続の実施について 』と題して、パブリック・コメント(意見公募手続き)を公開しました(現在募集は終了していま […]
2022/05/06
令和4年度税制改正法が施行
1.はじめに 令和4年3月22日、令和4年度税制改正法に係る「所得税法等の一部を改正する法律」と「地方税法等の一部を改正する法律」が参院本会議において可決・成立しました。 令和3年12月10日に自由民主党が公表した「令和4年税制改正大綱」において予定 […]