相続大辞典
遺言編
自分が亡くなった後で、遺産を人に渡す方法には、相続以外に「遺贈」という方法もあります。 この遺贈は、さらに「包括遺贈」と「特定遺贈」という種類にわかれています。そして、包括遺贈により故人の遺産を受ける人のことを「包括受遺者」と呼びます。本記事では、こ […]
遺言書の付言事項とは-記載すべき内容や書かないほうがよい文の具体例も
遺言書に付言事項を追加すると、相続後のトラブルリスクを減らせます。 付言事項では、相続の分配割合を決めた理由を、自分の思いと一緒に伝えられます。一方でなかには、付言事項に記載する内容を間違えてしまい、余計なトラブルを引き起こしてしまうケースもあるよう […]
遺言無効確認訴訟の提起前に知っておきたいこと。費用、期間など
遺言無効確認訴訟を起こせば、納得のいかない遺言書の有効・無効を判断してもらえます。ただし訴訟には弁護士費用が必要で、問題解決までの期間も長期化しがちです。遺言を無効とするまでの流れや、どのようなケースで無効になるのか確認しましょう。 1.遺言を無効と […]
認知症になると遺言書は作成できない?公正証書遺言でも無効になる?
遺言書の作成時に遺言者が認知症を患っていた場合、公正証書遺言でも無効になる可能性があります。相続の話し合いや準備は親が認知症になる前に済ませておきましょう。遺言能力の有無を判断する方法や、遺言が無効になった際の流れも解説します。 1.親が認知症になる […]
公正証書遺言を作るには、公証人へ支払う手数料や、専門家へ支払う報酬が必要です。費用はかかりますが、確実に有効な遺言書の作成でトラブルを避けられます。スムーズな相続の準備に役立つ、公正証書遺言の費用を確認しましょう。 1.公正証書遺言作成でかかる費用 […]
公証役場で確実な遺言書の作成を。遺産の資料や証人の用意が必要
公証役場で確実な遺言書の作成を。遺産の資料や証人の用意が必要 遺言書を公証役場で作成すると、偽装や無効となる心配がなく確実です。ただし手続きをするには、必要書類を用意しなければいけませんし、打ち合わせや資料の準備なども必要です。スムーズに手続きするた […]
事例|「終活」として遺言書を作成することにしたケース 現在、私は70歳です。60歳で会社を定年退職した後、退職金を運用しながら悠々自適な生活を送っています。財産は、自宅不動産と金融資産です。 私には妻と長男・長女・次男と3人の子供がいますが、残念なこ […]
遺言書が必要な人は沢山いらっしゃいますが、「遺言書がなぜ必要なのか」という根本的な“遺言書を残すべき理由”に気づいていない方が多いです。 近年、家庭裁判所での遺産分割事件数は増加傾向にあり、公正証書遺言(遺言公正書)の作成件数も増えています。 「うち […]
銀行手続きと遺言執行人 被相続人が遺言を書き残しており、その中で遺言執行人を指定している場合は、その遺言執行人が遺言の内容を実現し、きっちりと遺産の分配や手続きをすることになります。 遺言で遺言執行人が指定されていないときや遺言執行人が亡くなった場合 […]
相続人が脅迫して書かせた遺言 法定相続人であっても、相続欠格であると認められた場合にはその相続権を失います。 欠格とされる行為は、被相続人やその上位相続人を殺害しようとしたり、殺害して罪に問われている、殺害された事実を知りながらも告訴しなかった、脅迫 […]