相続大辞典
身分関係編
被相続人の戸籍(除籍)謄本とは 被相続人の戸籍(除籍)謄本とは基本的に役所で発行しています。他の市区町村へ転籍した場合や婚姻によって他の戸籍への移動や死亡した際に書面に証拠として記録されるのが除籍謄本になります。 書面で発行してもらうことが可能ですの […]
未成年後見人とは 未成年後見人とは、親権者の死亡などのために未成年者に対して親権を行うものがいない場合に、その未成年者の法的代理人を務める人のことです。 後見人に選任された者は、未成年者の監護養育、財産管理、契約などの法律行為を行います。 未成年後見 […]
子の氏の変更許可について 配偶者が死亡した際、復氏届を提出すると、その故人の配偶者は結婚前の姓に戻ることができます。 しかし、この届出では、配偶者との間に生まれた子供の姓や戸籍は変わりません。子供の姓を親と同じにし、同じ戸籍に入れたい場合に必要なのが […]
相続で必要な戸籍 家族の死亡により相続が行われる場合、まずは相続人の確定を行わなければなりません。 相続人全員が分割協議に参加し、同意しなければ相続の手続きは進まないからです。相続人全員を確定するには、被相続人の出生してから死亡までのすべての戸籍が必 […]
推定相続人の廃除について 被相続人の意思により推定相続人の相続権を排除できる制度があります。 排除する対象となるのは、遺留分の資格を持つ推定相続人に限られており、遺留分を持たない兄弟姉妹は対象外となります。 しかし、相続の順序の規定に見られるように推 […]
相続の尊属と卑属の違い 遺産相続人の関係を表す際によく目にする尊属と卑属の違いを御存じでしょうか? 尊属とは、本人の世代よりも上の世代の血族を指します。卑属は尊属の逆で、本人の世代よりも下の世代の血族を指します。 兄弟姉妹や配偶者、いとこなどはこのど […]
養子縁組は普通養子縁組と特別養子縁組に分かれます。ここでは特別養子縁組ついて説明します。 特別養子縁組とは、養親が養子を実子と同じ扱いにすると同時に、実親と養子の親子関係が消滅する養子縁組を言います。 特別養子縁組による養子は、戸籍において長女や長男 […]
認知していた子がいる場合の相続 遺産相続を機会に、小さいころから育った兄弟姉妹の他にも自分たちに異母兄弟や異父兄弟がいたことが分かることもあります。被相続人が生前に認知していた子がいる場合です。 被相続人に認知していた子がいる場合、その子に相続権はあ […]
相続順位とは 相続人となり得るものに関しては、民法で定められており、またその相続順位も決められています。 被相続人の配偶者は常に相続人となります。 相続順位における相続に関係なく、いつも相続人に含まれる訳です。 相続順位が決められているのは配偶者以外 […]
相続人の調査の方法 人一人の人生は長く、複雑な経過をたどっていることは珍しくありません。被相続人である故人の生涯を100%すべて把握しているつもりであっても、遺産相続という手続きの中でそれは時に確信の持てないものとなります。 それは、被相続人個人だけ […]