富裕層の方は税理士のセカンドオピニオンが必要?その理由とは?
ほとんどの富裕層の方は、既に税理士がついているでしょう。では、税理士のセカンドオピニオンを付けていますか?
税理士のセカンドオピニオンが必要な理由とは何でしょうか?
1.なぜ税理士にもセカンドオピニオンが必要なのか?
あなたは資産管理や運用などで税理士を利用していますか?
今や医療分野では当たり前になりつつあるセカンドオピニオン、実は税理士にもセカンドオピニオンが必要なのです。
医者と一口に言っても、外科・内科の別から始まり、その中にもたくさんの科があってそれぞれ専門の先生がいますよね。
これは担当分野の知識や経験を深めた医者を増やし、それぞれが結果を出していくことで総合的に日本の医療レベルを上げていくというシステムなのです。実はこれと同じことが税理士にも言えるのです。
税金は、主に以下の4つの分野に分けられます。
この4つの分野の中で、法人税や所得税の申告についてはどの税理士事務所でも扱うことは可能ですが、その他の3つの分野については専門的な知識が必要となってきます。
事業継承やM&Aなどは高い専門性が必要となり、常に扱っているような税理士事務所でないと対応し切れないような内容ですし、専門性が高い税理士事務所に相談をすることで、質が高くあなたにぴったりのアドバイスを貰うことができます。
また資産運用や資産活用なども富裕層の方々には特に必要な情報です。このような内容も法人税や所得税の申告などの業務のみを行っている税理士事務所では対応が難しいようです。
様々な税理士事務所がある中で、富裕層を相手にしている事務所とそうでない事務所があるのです。当然、通常の手続きを主な業務としている事務所では富裕層向けに的確なアドバイスをすることは難しくなってきます。
高級ホテルとビジネスホテルではスタッフの対応が異なると思ったことはありませんか?
これは高級ホテルでは富裕層の方々の求めるサービスを知っているからであり、また高級ホテルのスタッフは一流の教育を受けているからなのです。そのために富裕層の方々が気に入って使うようになり、結果として値段だけではなくサービス面でも高級ホテルと呼ばれるホテルになれるのです。
税理士事務所選びも同様です。
ご自身が富裕層であるならば、富裕層を相手にしている税理士を選ぶ必要があります。あなたが求めている情報やその情報の質を考えているならば、やはりたくさんの富裕層向け案件を扱っている事務所の方がノウハウがありますし、専門の税理士ならではのアドバイスを貰うことが出来ます。
また、ご自身が検討している内容がどの分野にあたるかを考え、その専門の税理士事務所を探しましょう。主に依頼している税理士に加えて検討することで、大きな節税チャンスを逃す可能性を減らすことができるでしょう。
2、既に相続税を納付したことがある方に必須のセカンドオピニオンとは?
病院で手術をしても必ずしも完治出来るとは限りません。医療ミスに遭遇する可能性もありますし、そもそもの診断が間違っていたかもしれません。そんな時、あなたならどうしますか?
新たに信頼できる病院を探して治療してもらいますよね。
税金に関しても同様です。知識の深い税理士に頼めば、その納付額が税理士次第で大きく減額出来たかもしれません。
また税理士のセカンドオピニオンを実施してそのような事実を知ることもあるでしょう。このような場合、既に納付してしまって取り返しのつかないもの、と諦めないでください!相続税の還付が受けられる可能性があります。
相続の実務経験が少ない税理士に依頼をした場合、過大な相続税を支払ってしまう方がとても多いのです。税理士に依頼したから、と安心してしまいがちですが、同じ税理士でも相続の場合にも専門的な知識が必要です。
相続が得意な税理士がそうではない税理士の作成した書類を見ると、相続税納付額に大きく関わる内容に記載ミスがあったなどの事例もあります。
特に土地の相続をされた方は相続税が還付される可能性が高くなります。
それは土地の評価額に大きな差が生じるからです。更に広大地と言われる一定以上の大きさの土地の場合にはその差が更に大きくなります。この広大地評価はとても複雑で、この評価を苦手としている税理士も少なくありません。
相続税の還付を受けられる理由はこの他にもいくつもありますが、やはり相続税に関する案件には相続を得意とする税理士を選ぶということに尽きます。それによってそもそもの納付額が異なってきますし、後から還付を受けることも出来ます。
主治医のように主に相談する税理士を持つことはもちろん重要ですが、相続税の案件では相続が得意な税理士をセカンドオピニオンとして選ぶことで、節税での見逃しやミスを大幅に減らすことが出来るのです。
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まとめ
富裕層の方には必ず税理士が必要な時期がやってきます。いざという時に慌てないよう今から評判の良い税理士を探しておくとともに、医者を探す際と同様に税理士のセカンドオピニオンについての検討もしておきましょう。
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