相続大辞典
民法一般編
死後認知とは?メリット・時効・相続手続き・相続税への影響について
生前に父親が認知をしていない場合、非嫡出子は父親の財産を相続できません。 しかし、死後認知の訴訟を提起して家庭裁判所から認められれば、非嫡出子は生まれた時点にさかのぼって嫡出子となり、父親の財産を相続できます。 この記事では、死後認知の概要やメリット […]
限定承認は相続したい財産がある時に便利!限定承認の6つのポイント
「父が亡くなってから、不動産や現金などの財産は把握することができました。しかし、どこかで私の知らない借金をしているのではないかと不安です」 こうした相談内容はとても多いです。 中でも、会社を経営していたご本人が急に亡くなったケースでは事情が複雑なこと […]
耕作放棄地は通常の農地より固定資産税が1.8倍も-放置するデメリット
耕作放棄地にかかる固定資産税は通常の農地と比較して、約1.8倍高くなります。 耕作放棄地を所有しているだけで固定資産税を継続して支払う必要があり、使い道がなくても所有者に負担がのしかかります。放置し続けると害虫や堆積物が発生して、周辺環境に悪影響を及 […]
相続していない土地でも固定資産税の支払債務あり-相続放棄の方法もチェック
土地名義人の死亡により相続が発生したら、「土地は相続していない」という場合でも固定資産税の支払いは発生します。 固定資産税の納税義務者は1月1日時点の所有者なので、まだ名義人が生きているのに固定資産税通知書が送られてくることは通常ありません。 遺産分 […]
事例|相続債務の支払のために預金を引き出したいケース 夫が亡くなりました。私たちには子供がいませんので、夫の相続人は、妻の私と、疎遠になっている夫の兄です。遺産は、A銀行の普通預金500万円と満期となった定期預金300万円です。 夫の葬儀が終わりよう […]
既婚者を養子にした場合の相続分について 既婚者と養子縁組をする場合、養子が戸籍の筆頭者ですと、養子の配偶者も養子と一緒に親の名字に変わります。 相続の際に問題となるのは、養子と養子の配偶者が二人とも子として扱われるのか、それとも一人だけが子として扱わ […]
離婚慰謝料は相続できるか 両親が離婚し、母親が父親に離婚慰謝料を請求する意思があったとします。 離婚慰謝料を請求する前に母親が死亡し、その子が母親の相続人であった場合、相続人である子が父親に離婚慰謝料を請求できるかどうかという問い合わせは少なくありま […]
相続分不存在証明とは、「私は、被相続人から生前特別受益を受けていたので、相続分はありません」と証明する証書のことです。 特別受益とは被相続人から受けていた生前贈与のことで、受けていた人は特別受益者と呼ばれます。 特別受益には大学の学費、開業資金などの […]
養母と相続権 俗に養母と呼ばれる立場にある方が相続権を持つかどうかは、誰を基準とするかという点や法律的に養子縁組をしているかどうかなどによって異なってきます。 養母と呼ぶ場合なので、一般には子の立場から考察することとなります。 内縁関係では相続権は常 […]
相続分の指定とは 被相続人が遺言を残さず亡くなった場合、相続人は法定相続分の財産を相続する権利を有しますが、被相続人は遺言により、法定相続分と異なる相続分の指定をすることができます。 相続分の指定をした場合でも、相続人の遺留分に当たる財産は基本的に侵 […]