相続大辞典
民法一般編
耕作放棄地は通常の農地より固定資産税が1.8倍も-放置するデメリット
耕作放棄地にかかる固定資産税は通常の農地と比較して、約1.8倍高くなります。 耕作放棄地を所有しているだけで固定資産税を継続して支払う必要があり、使い道がなくても所有者に負担がのしかかります。放置し続けると害虫や堆積物が発生して、周辺環境に悪影響を及 […]
相続や終活において、一親等や二親等という言葉を目にする機会がありますが、どういう意味かご存知でしょうか? 親等(しんとう)とは、法的に親族間の世代の違いを示す単位のことです。 例えば、一親等は子供や両親などを示しており、二親等は孫や祖父母や兄弟姉妹な […]
被相続人などを殺害したり遺言書を破棄したり重大な非行があった人は、たとえ相続人であっても遺産を相続することはできません。 この制度のことを「相続欠格」と呼びます。 相続欠格事由に該当した場合、相続する権利をただちに失うだけではなく、一定の相続人に認め […]
相続していない土地でも固定資産税の支払債務あり-相続放棄の方法もチェック
土地名義人の死亡により相続が発生したら、「土地は相続していない」という場合でも固定資産税の支払いは発生します。 固定資産税の納税義務者は1月1日時点の所有者なので、まだ名義人が生きているのに固定資産税通知書が送られてくることは通常ありません。 遺産分 […]
養子縁組は相続と相続税に影響を及ぼす?気をつけたいポイントも解説
養子縁組とは、法律上の手続きにより人為的に親子関係を生じさせる行為です。 家系を存続させるために行われるほか、生みの親のもとで暮らせない子どもを迎え入れるために行われることもあります。また、相続人を増やして相続税を節税するために養子縁組が行われること […]
相続税法の税率が変更!平成27年に改正された相続税の税率とは?
平成27年施行の相続税法改正を振り返る(基礎控除引き下げ・税率引き上げなど) 平成27年に施行された相続税法の改正は、近年では最も影響が大きいものでした。 主な改正ポイントは次の2つです。 ● 基礎控除額の引き下げ ● 取得金額2億円以上の税率引き上 […]
相続税は相続財産を取得した個人に対して課される税金であり、財産取得者が法人の場合には相続人が財産を取得した時と取り扱いが異なります。 また、財産取得者が宗教法人の場合には、相続税や譲渡所得が非課税となる特例制度も存在しますが、適用要件が厳しいです。 […]
事例|相続債務の支払のために預金を引き出したいケース 夫が亡くなりました。私たちには子供がいませんので、夫の相続人は、妻の私と、疎遠になっている夫の兄です。遺産は、A銀行の普通預金500万円と満期となった定期預金300万円です。 夫の葬儀が終わりよう […]
既婚者を養子にした場合の相続分について 既婚者と養子縁組をする場合、養子が戸籍の筆頭者ですと、養子の配偶者も養子と一緒に親の名字に変わります。 相続の際に問題となるのは、養子と養子の配偶者が二人とも子として扱われるのか、それとも一人だけが子として扱わ […]
離婚慰謝料は相続できるか 両親が離婚し、母親が父親に離婚慰謝料を請求する意思があったとします。 離婚慰謝料を請求する前に母親が死亡し、その子が母親の相続人であった場合、相続人である子が父親に離婚慰謝料を請求できるかどうかという問い合わせは少なくありま […]