相続登記は義務か?
相続登記は義務か?
相続登記は義務か?
相続登記は、いつまでに登記をしなければならないといった期限もなく、また登記の義務もありません。
ただし、登録簿上の所有者はすでに死亡しているので、相続人が相続した不動産を売却することはできません。
また、不動産を担保に金融機関からお金を借りることもできません。
なお、「遺産分割協議による相続登記」を成立させるには、相続人全員の合意が必要となりますが、長期間登記をせずにいると相続権のある人が次第に増え、相続人と協議することが難しくなることが予想され、それと同時に登記にあたっての必要書類が多くなります。
実際、何代にも渡って相続登記をしていないために法定相続人が100人以上に増えてしまい、事実上相続登記ができなくなってしまっている例もあります。
相続登記をしなかった事が原因で公共工事などがなかなか進まない地域があるなど、後々面倒な事になる場合もあるので、相続登記は義務ではありませんが、なるべく早めに済ませておくのがよいでしょう。
関連性が高い記事
不動産の共有は遺産分割において避けた方がいいと言われています。この記事では共有名義の土地の相続について知っておきたい問題点と、また共有が適してるケースについても解説しますので参考にしてください。 1.共有名義の土地の基礎知識 共有とは、ひとつの物を複 […]
相続した不動産に不動産取得税はかかる? 不動産取得税とは、売買、贈与、交換、建築等によって、土地や家屋といった不動産の所有権を取得する際に、一度だけ課税されるものですが、登記の有無や有償無償の別、期間の長短や取得の理由を問わず、不動産を取得した人が納 […]
遺産の相続登記は義務か? 遺産相続で土地や建物などいわゆる不動産を相続した場合に、相続登記の手続きをする必要があります。 しかし、この相続登記は法務局より義務付けられてるわけではありません。 不動産相続をした相続人が相続登記をせず、そのままにしておい […]
カテゴリから他の記事を探す
-
相続手続き編

土曜・夜間も面談受付(訪問対応も可)
0120-888-145
※全国5拠点
0120-888-145 ※全国5拠点
受付時間:平日9時~21時、土曜9時~17時
※ お電話の際は、「個別相談会の予約をしたい。」とお伝えください。