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死亡保険金の請求手続きについて

家族が亡くなった場合、死亡保険金を受け取るにはどのように請求手続きを行えばいいのでしょうか。

請求方法や必要な書類について解説します。

死亡保険金請求手続きの流れ

まず、故人が加入していた生命保険があるかどうか、どの会社に加入しているのかを確認し、保険金の受取人となっている者が速やかに保険会社に連絡します。

口頭もしくは書面で保険会社に死亡の事実を知らせると、生命保険会社から必要書類の案内と請求書が送られてきます。

必要な書類は場合によって異なりますが、主に、請求書、被保険者の住民票、受取人(請求者)の戸籍抄本、受取人の印鑑証明、医師の死亡診断書または死体検案書、保険証券などが必要となります。

これらの書類をそろえたら、生命保険会社に返送します。

書類が受理されると、生命保険会社の定めた支払期限内に保険金が支払われます。

ただし、告知義務違反の可能性がある場合、弁護士による照会が必要な場合などはこの限りではなく、支払いが延期されることがあります。

なお、保険金の請求期限は被保険者の死亡から3年以内です。
これを過ぎると、保険金を受け取る権利はなくなります。

死亡保険金請求手続きに必要な書類

先でも既に述べましたが、死亡保険金請求手続きでは主に以下のような書類が必要となります。

  • ・死亡保険金請求書
  • ・死亡診断書または死体検案書
  • ・入院証明書(入院していた場合)
  • ・治療証明書
  • ・受取人の戸籍謄本または戸籍抄本
  • ・受取人の印鑑証明書
  • ・被保険者の住民票
  • ・保険証券
  • ・受傷状況報告書

この他、交通事故で亡くなった場合には交通事故証明書が必要となります。

上記のうち、どの書類が必要になるかは、亡くなられた方の死亡状況などによって変わります。また、上記以外の書類が求められることもあります。
契約している会社に問い合わせて、何が必要となるかを確認しましょう。

身分関係の書類は、自分で集めることももちろん可能ですが、集め方が分からない、手間をかけたくないという場合には相続手続きの専門家に相談しても良いでしょう。

※この記事は専門家監修のもと慎重に執筆を行っておりますが、万が一記事内容に誤りがあり読者に損害が生じた場合でも当法人は一切責任を負いません。なお、ご指摘がある場合にはお手数おかけ致しますが、「お問合せフォーム→掲載記事に関するご指摘等」よりお問合せ下さい。但し、記事内容に関するご質問にはお答えできませんので予めご了承下さい。

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