相続税早見表
相続税の計算は他の税目に比べ非常に煩雑です。計算の流れを確認してみましょう。
まず、各相続人の課税価格を算出します。
算式としては、
『その相続人が相続又は遺贈で取得した財産 + 生命保険などのみなし相続財産 - 墓地などの非課税財産 + 相続時精算課税による贈与財産 - 債務、葬式費用 + 相続開始前3年以内の贈与財産』
となります。
(上記の「3年以内」は令和9年以降段階的に延長され、令和13年以降は「7年以内」となります。)
次に、各相続人の課税価格の合計額から基礎控除を差し引いて課税遺産総額を算出します。
基礎控除は『3,000万円 + 600万円×法定相続人の数』で求めます。
次に、課税遺産総額を法定相続分で按分します。
その按分後の価格に税率を乗じて相続税の総額を算出します。
そして、その相続税の総額を実際に相続した割合で按分しなおして、さらにそこから贈与税額控除や配偶者の税額軽減等の各種税額控除を差し引いて各相続人の納付相続税額を算出します。
以上のように非常にややこしく、面倒くさいのが相続税の計算です。
このような計算をせずとも一覧で確認できるものが相続税早見表です。国税庁のHPとかに記載されているわけではありませんが、民間の会計事務所等が独自に作成してHPなどで公開しています。
税理士法人チェスターでは下記HPにおいて自動計算できるシステムもございますので是非活用してみてください。
https://chester-tax.com/mitsumori2.html
※この記事は専門家監修のもと慎重に執筆を行っておりますが、万が一記事内容に誤りがあり読者に損害が生じた場合でも当法人は一切責任を負いません。なお、ご指摘がある場合にはお手数おかけ致しますが、「お問合せフォーム→掲載記事に関するご指摘等」よりお問合せ下さい。但し、記事内容に関するご質問にはお答えできませんので予めご了承下さい。
相続税申告は相続専門の実績あるチェスターで安心。
税理士法人チェスターは相続に関する業務のみに特化している専門事務所であり、創業からこれまで培ってきた知見やノウハウがずっと引き継がれているため、難解な案件や評価が難しい税務論点にもしっかり対応致します。
初回面談から申告完了まで担当スタッフがお客様専任として対応しているので、やり取りもスムーズ。申告書の質の高さを常に追求しているからこそ実現できる税務調査率が0.6%であることも強みの一つです。
相続税申告実績は年間2,300件超、税理士の数は73名とトップクラスの実績を誇るチェスターの相続税申告を実感してください。
今まで見たページ(最大5件)
関連性が高い記事
カテゴリから他の記事を探す
相続税編