開業前は休業中の会社の株式の評価
開業前は休業中の会社の株式の評価
開業前又は休業中の状況で社長様がお亡くなりになり、ご家族の方が会社を相続することになったら、評価の方法は一般の上場企業などと同じになるのでしょうか?
会社によってはさまざまな状況がありますので、それぞれの状況により評価方法が定められています。
開業前又は休業中の会社の評価は、上場企業のそれとは異なります。
評価方法は原則として1株あたりの純資産価額で求められます。
では、純資産価額とは一体どういう評価なのでしょうか。
これは、企業評価の方法のひとつで、会社の保有純資産によって、価値や株価を算出する方法です。
これにより算出された値は、貸借対照表を基にして会社の評価をするためとてもわかりやすく、実務においてはしばしば用いられている方法です。
なお、計算式は下記のとおりです。
(財産評価基本通達185参照)純資産価額(1株あたり)={総資産額(相続税評価価額による)−負債の合計−評価差額に対する法人税等の相当額}÷発行済株式数
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