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奥行長大とは

奥行長大とは

宅地等を相続税評価する際には、一般的には路線価方式という方法を用いて評価を行います。

重視されるのはその面積ですが、その宅地等の用途によっては面積とその形状が相続税評価額を左右するポイントとなることがあります。

宅地等は、形状によってその利用価値が大きく異なりますので、あまりにも使用しづらい形状をしている宅地等の相続税評価額は軽減される傾向にあります。

そこで、奥行長大といって、その宅地等の間口の長さに対して奥行きが過剰に長い土地もその対象となります。

宅地等不動産の相続税評価をするうえで、その宅地等の間口の長さに対する奥行きの割合が大きすぎると言う場合、奥行長大補正率というものを利用し、相続税評価額を軽減することができます。

また、その土地の面積が著しく大きいという場合などには、その土地の面積や近隣の環境に応じて奥行長大補正率を修正する場合もあります。

よって、同じ地域にある同じような面積の土地でも、形状によって相続税評価額が大きく異なる場合もあります。

※この記事は専門家監修のもと慎重に執筆を行っておりますが、万が一記事内容に誤りがあり読者に損害が生じた場合でも当法人は一切責任を負いません。なお、ご指摘がある場合にはお手数おかけ致しますが、「お問合せフォーム→掲載記事に関するご指摘等」よりお問合せ下さい。但し、記事内容に関するご質問にはお答えできませんので予めご了承下さい。

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