気配相場等のある株式の相続税評価
気配相場等のある株式の相続税評価
気配相場等のある株式というのは、日本証券業協会の登録銘柄や、店頭管理銘柄の株式、または公開途上の株式のことです。
気配相場等のある株式を相続した場合の相続税評価は、その株式が登録銘柄または店頭管理銘柄であるか、公開途上の株式であるかに分けます。
登録銘柄または店頭管理銘柄であれば、日本証券業協会が公開している取引価格の、課税時点での価格によって評価します。
その取引価格に高値・安値があるときには、その平均額とします。
しかし、その取引価格が、課税時期を含む月の毎日の取引価格の平均額、前月の毎日の取引価格の平均額、前々月の毎日の取引価格の平均額のうち、最も低い価額を超えるようならば、そのうち一番低い価額によって評価することになっています。
また、例外として、負担付贈与や個人間の対価を伴う取引によって得ていた場合には、日本証券業協会が公開している取引価格の、課税時点での価格で評価します。
評価する気配相場等のある株式が、公開途上の株式であれば、その上場または登録の際に株式の公募または売り出しが行われる時の公開価格によって評価します。
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