故人が生前に不正に得たお金の相続について
故人が生前に不正に得たお金の相続について
亡くなった方の遺産を相続するに当たっては、プラスの財産の他に、借金などのマイナスの財産も含まれますが、亡くなった方が生前に犯罪など違法な手段によって、不正に受け取ったお金を残していた場合、これについても基本は相続の対象となります。
相続しても、違法とはならず、正式に相続することになります。
ただし、その不正な手段によって得たお金の元の持ち主、つまり被害者が、「お金を返してくれ」と請求してきた場合には、そのお金を被害者に返さなくてはなりません。
以前に説明した、相続する“マイナスの財産”の中には、故人が返済しなければならない借金だけではなく、こうした返還請求によってお金を返還しなければならないという義務も含まれているのです。
ですから、不正に得たお金を相続しても、返還請求をされたら相続人がその相続割合に応じて返還しなければならなりません。
※この記事は専門家監修のもと慎重に執筆を行っておりますが、万が一記事内容に誤りがあり読者に損害が生じた場合でも当法人は一切責任を負いません。なお、ご指摘がある場合にはお手数おかけ致しますが、「お問合せフォーム→掲載記事に関するご指摘等」よりお問合せ下さい。但し、記事内容に関するご質問にはお答えできませんので予めご了承下さい。
相続対策も相続税申告もチェスターにおまかせ。
「相続税の納税額が大きくなりそう」・「将来相続することになる配偶者や子どもたちが困ることが出てきたらどうしよう」という不安な思いを抱えていませんか?
相続専門の税理士法人だからこそできる相続税の対策があります。
そしてすでに相続が起きてしまい、何から始めていいか分からない方もどうぞご安心ください。
様々な状況をご納得いく形で提案してきた相続のプロフェッショナル集団がお客様にとっての最善策をご提案致します。
DVDとガイドブックの無料資料請求はこちらへ
各種サービスをチェック!
\ご相談をされたい方はこちら!/
今まで見たページ(最大5件)
関連性が高い記事
カテゴリから他の記事を探す
財産評価編