年間1000件を超える相続税申告の取り扱い実績

お気に入り
登録
お問い
合わせ

代襲相続ってなに?簡単に理解できる7つのポイント

代襲相続ってなに?簡単に理解できる7つのポイント

代襲相続とは一体何なのでしょう?

相続人が死亡していた時にその子や孫が代わりに相続することを代襲相続と言いますが、代襲相続の権利はどの範囲にまで発生するのでしょうか?

今回は代襲相続について詳しくご説明していきます。

1.相続人の法律上の意味を知っておこう

財産を持つ人が亡くなった場合には、誰がその財産を引き継ぐか?という相続人の問題が生じます。誰が相続人となるか?については民法でルールが定められています。

代襲相続ってなに?簡単に理解できる7つのポイント

 (1)亡くなった人の配偶者は常に相続人となる

亡くなった人(被相続人と言います)の配偶者(妻または夫)は常に相続人となります。

ただし、ここでいう配偶者というのは法律上正式に結婚した配偶者をいいます。いわゆる内縁の妻やすでに離婚した元配偶者は相続人には含まれません。

 (2)配偶者以外の相続人には「順位」がある

配偶者以外の子や兄弟は、第1順位〜第3順位まで法律上の相続人となる順位があります。

上位の相続人がいる場合には下位の相続人は相続をする権利を持ちません。たとえば、第1順位の相続人がいる場合には第2順位や第3順位の相続人は相続をする権利を持たないことになります。

第1順位:亡くなった人の子や孫

法律上、配偶者以外の人で相続人としてもっとも優先されるのは亡くなった人の子供や孫です。被相続人に配偶者と子がいるという場合には配偶者と子の2者が相続人となります。

被相続人が亡くなった時点ですでにその子供が亡くなっているという場合には、その子供の子(被相続人から見た孫)が第1順位の相続人となります。これを代襲相続といいます。

第2順位:亡くなった人の父母や祖父母

亡くなった人に子供がいない場合には、亡くなった人の父母や祖父母が相続人となります。この場合も配偶者は常に相続人となりますので、亡くなった人に妻と父がいたという場合にはこの2者が相続人となります。

なお、父母も祖父母も存命という場合には、より世代が近い父母が相続人となります。

第3順位:亡くなった人の兄弟姉妹

第1順位の人、第2順位の人がともにいない時には亡くなった人の兄弟姉妹が相続人となります(配偶者がいる場合には、配偶者と兄弟姉妹の2者が相続人となります)

もし第1順位の人も第2順位の人もいない場合で、さらに亡くなった人の兄弟姉妹が亡くなっていてその兄弟姉妹の子(被相続人から見て甥っ子や姪っ子)がいるという場合には、その甥っ子や姪っ子が相続人となります。被相続人の孫が相続人となるケースと同様にこれも代襲相続と言います。

ただし、第3順位の人の場合、代襲相続は1世代下までとなります。甥っ子に子供がいて、その甥っ子は自身はすでに亡くなっているという場合、その甥っ子の子供は代襲相続人とはならないということですね。

注意点としては、相続放棄をした人がいる場合には初めからその人は相続人ではなかったものとして扱われることです。つまり相続放棄をした人に子(被相続人から見て孫)がいたとしても、この場合は代襲相続は生じないことになります。

また、事実上は夫婦であったとしても法律上は婚姻関係にないいわゆる「内縁関係」の人は相続人とはなれません。

 2.代襲相続とはどういうもの?

代襲相続ってなに?簡単に理解できる7つのポイント

代襲相続とは、亡くなった人に孫がいて、子供はすでに亡くなっているという場合には子供が相続するべきものを孫がそっくりそのまま相続する仕組みのことをいいます。子供も孫も死亡していてひ孫がいるという場合にはそのひ孫が代襲相続をすることになります。

 3.甥っ子や姪っ子も代襲相続することはある?

代襲相続ってなに?簡単に理解できる7つのポイント

第1順位、第2順位ともに相続人がおらず、第3順位の相続人である兄弟姉妹に子供(被相続人から見て甥っ子や姪っ子)がいる場合には、その兄弟姉妹が亡くなっている場合には甥っ子や姪っ子が相続人となります。これも代襲相続と呼びます。

ただし、第1順位の人(孫やひ孫)の代襲相続とは違い、第3順位の代襲相続人の子(甥っ子や姪っ子の子供)は代襲相続人とはなりません。

 4.孫が代襲相続人となるケースでは、相続財産の分配はどうなる?

代襲相続人となる孫は、自分にとっての父母(つまり被相続人にとっては子)の相続に関する権利を引き継ぎます。

たとえば、被相続人に3,000万円の財産があり、妻と子がいたというケースで、子は子供(被相続人からみて孫)がいるものの、子はすでに亡くなっているという場合を考えてみましょう。この場合、相続人となるのは配偶者である妻と孫の2名です。3,000万円の財産は以下のように分配されることになります。

代襲相続ってなに?簡単に理解できる7つのポイント

 

 5.甥っ子や姪っ子が代襲相続人となるケースでは、相続財産の分配はどうなる?

甥っ子や姪っ子も、自分たちの父母である第3順位の相続人としての地位を引き継ぎます。4,000万円の財産を残して亡くなった人に妻と甥っ子1人がいた場合の財産の分配は以下のようになります。

 

代襲相続ってなに?簡単に理解できる7つのポイント

 6.相続放棄したら代襲相続はどうなる?

法律上は相続人となるものの、相続を放棄したという場合には、その相続人は最初から存在しなかったものとして扱われます。

つまり、相続放棄をした人に子がいたとしてもその子(被相続人からみた孫)は代襲相続をすることはありません。

 7.代襲相続と基礎控除の算定について

代襲相続ってなに?簡単に理解できる7つのポイント

相続税の金額は「相続財産 - 基礎控除(3000万円+600万円×法定相続人の数)」に相続税率をかけて計算します。

相続が代襲相続となる場合にも、相続税の計算は同様です。例えば相続をする人が被相続人の孫のみという場合には、3600万円が基礎控除ということになります。

まとめ

代襲相続という考え方があるので、いきなり相続の話がでてくるということが稀にあります。

だれが相続人になるのかを理解できるようにしておくと相続対策を行う場合にも役立つはずですよ!

関連性が高い記事

原戸籍(改製原戸籍・はらこせき)とは!?

原戸籍(はらこせき)と言う言葉、聞いたことはありますか?正確には改正原戸籍(かいせいげんこせき)と呼ばれるものですが、これは相続の際必要となってくるものの一つです。 戸籍法の改正によって戸籍の様式が変更されるたびに、記載される情報が少しずつ変わってく […]

姻族関係終了届とは

姻族関係とは 法律上では、結婚すると配偶者との婚姻関係とともに、配偶者の両親や兄弟などの血族との姻戚関係が結ばれます。つまり、血のつながりがなくても、結婚によって配偶者の血族と親戚関係になるということです。 姻族関係は、配偶者と離婚した場合には、婚姻 […]

代襲相続と法定相続人の人数

1.代襲相続とは? 代襲相続とは、相続人が被相続人より先になくなっていた場合、先になくなったからといって先代の財産が引き継がれないことは不公平であるとされ、相続人の相続人(孫等)が代わって被相続人の財産を相続する制度です。 例えば被相続人Aが死亡し、 […]

カテゴリから他の記事を探す

土曜・夜間も面談受付(訪問対応も可)

0120-888-145
※全国6拠点

0120-888-145 ※全国6拠点

受付時間:平日9時~21時、土曜9時~17時

※ お電話の際は、「個別相談会の予約をしたい。」とお伝えください。

今すぐお問い合わせ

0120-888-145(全国6拠点)

【平日夜間・土曜・訪問対応も可】

平日9時~21時、土曜9時~17時
電子メール:info@chester-tax.com 携帯・PHS OK

ページトップへ戻る