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相続放棄をする時に必要な知識とは?早めの判断が重要!?

相続放棄をする時に必要な知識とは?早めの判断が重要!?

親が借金を残して亡くなった場合、相続放棄をしたほうがよいのかを迷っている方も多いでしょう。

相続財産は現金、預貯金、不動産などのプラス財産だけではありません。借金などのマイナス財産も相続の対象となります。そのためもし親が残した借金の支払い義務を負いたくないのであれば、相続放棄をする必要があるのです。そこで相続放棄の手続きに必要な知識はどのようなものがあるのか見ていきます。

1.相続放棄の前に相続財産の額を知ろう

相続放棄は、基本的には借金などのマイナス財産のほうが多い場合に選択する手続きです。

相続放棄をする時に必要な知識とは?早めの判断が重要!?

そのため被相続人(亡くなった人)の相続財産を確定させ、プラスの財産に比べてマイナスの財産がどのくらいあるのか確認する作業が必要となります。

被相続人の残した相続財産の内訳として、マイナスの財産が多い場合、相続放棄の手続きを選択するのです。ただ相続に関する知識のない人が、自分で被相続人の相続財産の額を確認するのは困難だといえます。

現金や預貯金しかなければ相続財産を把握するのは簡単です。しかし土地などの不動産の額を確認するには、ある程度の専門知識を要します。

また、相続財産に名義預金があることも少なくありません。

名義預金の詳細については、下記サイトをご参照ください。

3分でわかる!名義預金の基礎知識。名義預金の影響で、相続税が追加で発生!?

名義預金と税務署から判断された場合、相続財産が多くなってしまいます。

それにより相続放棄をするのに適さない状況になることもあるのです。さらに相続財産の対象にならないと考えていたものが実は相続財産だったという場合もあります。

その結果、相続財産が予想以上に多くなることもめずらしくありません。そのようなことから相続財産の額を確認する場合、専門家(相続専門税理士)の力を利用したほうがよいでしょう。

主に相続業務を取り扱っている税理士であれば、正確に計算してもらえます。

2.相続放棄の手続きの仕方

相続放棄は、家庭裁判所で手続きをする必要があります。その後、家庭裁判所で手続きが受理されれば、相続放棄の効力が生じるのです。手続きをする場合、申述書と複数の書類等を家庭裁判所に提出しなければなりません。

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(1)手続き対象となる家庭裁判所

相続放棄の手続きの対象となる家庭裁判所は、被相続人の最後の住所地の管轄するところです。被相続人の除票に記載されている住所地がそれに該当します。家庭裁判所のホームページには、具体的な管轄が掲載されているので、インターネットで検索して探すとよいでしょう。

(2)提出しなければならない書類等

相続放棄の手続きの際、家庭裁判所へ提出しなければならない書類等がいくつかあります。

 

相続放棄をする時に必要な知識とは?早めの判断が重要!?

また相続関係によっては追加で戸籍を提出しなければならない場合もあるでしょう。それから相続放棄の手続き費用が必要となるので、手続きの際納めなければなりません。800円の収入印紙、1,000円前後の郵便切手が必要となります。

(3)家庭裁判所への申述手続き

相続放棄の手続きに必要な書類等の用意ができたら、家庭裁判所へ提出して申述手続きを行います。戸籍や除票などは原則、原本を提出しなければなりません。収入印紙や郵便切手などは受付担当者にそのまま渡します。

(4)相続放棄に関する照会

家庭裁判所は、申述手続きをした人に対して照会書を送付します。申述人の相続放棄の意思や手続きをした動機などを確認するためです。申述人は照会書を受け取ったら、すみやかに必要事項を回答し、家庭裁判所へ返送します。

その後手続きが進み、そのまま完了することもあれば、詳細を聞くために家庭裁判所から面談を求められる場合もあります。

(5)相続放棄の効力発生とその後

審査の結果、条件を満たしていると家庭裁判所から判断されれば、手続きが受理されて相続放棄の効力が発生します。家庭裁判所は相続放棄の申述を受理した旨の通知書を申述人に送付します。

また相続財産に借金がある場合、その債権者へ相続放棄をした旨を通知しなければなりません。そのため相続放棄の手続き後、家庭裁判所で相続放棄申述受理証明書の請求をします。

3.手続きの期限がある相続放棄

相続放棄をする時に必要な知識とは?早めの判断が重要!?

相続放棄をする場合、手続きの期限の存在を頭に入れておかなければなりません。期限が経過してしまうと相続放棄の手続きができなくなってしまうので注意が必要です。

相続放棄の期限は、民法という法律で規定されています。具体的には、自分のために相続開始を知った時から3カ月以内です。被相続人の死亡を知り、それにより自分が相続人であるという認識を持った時が自分のために相続開始を知った時にあたります。

4.相続放棄するか否かの判断は葬儀後すぐにしよう

人が亡くなった時、葬儀をして四十九日の経過後、落ち着いた頃から相続の手続きを始めるのが一般的です。しかし、相続放棄するか否かの判断は、葬儀後すぐにしたほうがよいでしょう。

相続放棄は、原則自分のために相続開始を知った時から3カ月以内にしなければなりません。通常被相続人が亡くなった時、相続人は相続開始を知ることになります。

四十九日から相続の手続きを始めると、相続放棄の期間は残り1カ月半もありません。四十九日後、すぐに手続きに取りかかれるようにするため、葬儀後すぐに相続放棄をするか否かの判断することが大切です。

葬儀後、すぐに相続放棄するか否かを判断するためには具体的にどのようなことをすればよいのでしょうか。

葬儀後、相続放棄するか否かの判断方法とは?

相続放棄をする時に必要な知識とは?早めの判断が重要!?

葬儀後、相続放棄するか否かの判断方法は、相続財産とその額の確定作業です。相続放棄は相続財産の状況によってしたほうがよいか否かが変わってきます。

借金などのマイナス財産が多い場合、相続放棄を選択したほうがよいです。しかしプラス財産(現金や不動産など)のほうが多い場合、相続したほうが得になります。

どんな相続財産があるかを把握しなければ、相続放棄をするか否かの判断はできません。したがって葬儀後、できるだけ早く相続財産とその額を確定させることが大切です。

【ポイント】

葬儀終了後すぐに、亡くなった方の財産調査をしておこう!

しっかり調査しておけば、相続放棄するか否かの判断が可能です!

相続財産に不動産がある場合、どれくらいの価値があるのかを算定するのは難しいといえます。不動産の価格を出すには専門的な知識が必要になるからです。

そのため、不動産が相続財産にある場合には、早めに相続専門の税理士に依頼し、算定してもらうべきでしょう。

5.期間内(3ヵ月以内)に相続放棄の手続きが難しければ延長可能?

相続放棄は期間内にしなければ、手続きできなくなるのが原則です。

しかし、どうしても期間内に手続きができない場合もあるでしょう。このような事情がある場合、相続放棄期間を伸ばしてもらえます。具体的には、相続放棄期間の伸長を家庭裁判所へ申述して行います。

ただこの手続きを家庭裁判所へしたからといって必ず認めてもらえるわけではありません。家庭裁判所がいろいろな事情を考慮して、伸長するか否かを判断します。

6.相続放棄期間の伸長手続きのポイント

相続放棄期間の伸長手続きを申請した場合、家庭裁判所はいろいろな事情を考慮し、伸長するか否かの決定を行います。

また伸長を認める場合、その期間もあわせて決定することになります。最大で1年半の伸長が認められた場合もあります。

この手続きをする場合、相続放棄期間をなぜ伸長するのか、どのくらいの期間があれば、問題なく手続きができるのかを詳細に示さなければなりません。

そのため法律に詳しくない一般の人が、自分で手続きするのは難しいと言えるでしょう。この手続きは、司法書士や弁護士などの法律の専門家へお願いしなければ厳しいのが現状です。相続放棄期間の伸長をしてもらいたい場合、相続手続きを多く取り扱っている司法書士や弁護士に依頼するとよいでしょう。

7.相続放棄に適している人

自分が相続しないほうがよい状況にある人は、相続放棄に適していると言えるでしょう。

具体的には、保証人になっている可能性が被相続人にある時です。

相続放棄をする時に必要な知識とは?早めの判断が重要!?

このような場合、相続してしまうと相続人が将来借金を負ってしまう可能性があります。また借金を負う可能性がない時でも、相続財産が無価値で相続する意味がない場合は、相続放棄をしたほうがよいでしょう。

特定の相続人にすべての財産を相続させたいという事情がある場合も、他の相続人は相続放棄をしたほうが効率的です。

また相続人同士で争いになる場合も少なくありません。相続人同士で粗そう可能性がある場合は、面倒になることがあるので、相続放棄をするという選択もありでしょう。

8.自分で相続放棄の手続きができなくても問題なし

相続放棄の手続きは自分でする他、専門家に代行してもらうことも可能です。そのため自分で手続きできなくても問題ありません。相続放棄の手続きを代行してもらえる業者は、インターネットで調べれば見つけることができるでしょう。10万円前後の料金で手続きの代行を行っているところもあります。

 

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